いつものように島は変わらず

ま、島は今日もトロピカルに明けた。梅雨の予感を孕んだ梅雨まえの最高の空。海はキラキラとしている。
100号の絵を描いているわけだが、絵を描く時のバックミュージックに最適なのはモーツァルトだったんだけど、RCサクセションや忌野清志郎の曲が実はでかい絵書く時向きという事を発見した。それが、ここ数日の収穫であった。
でかい絵って肉体労働なんだよな。絵の具にまみれたつらで一日中働く。逃げられっこないぜべいびぃな労働である。
つーわけで、今日も労働するよ。

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ジンライムのようなお月様が出ている島の夜だ。

夜は夜でまた労働だ。某作家の仕事。
こちらは女工哀史的にちまちまとやるんでどかちんスタイルでもないし、流石に、これ描く時にキヨシローはないよな。

クラッシックでも聞きながらやるのがふさわしそうなんだが、クラッシックにはそもそも明るくない。少しひねくれたようなのがいいんだよな。『アグリッピナ』とか。ああいうような。でもオペラとかってノれないんだよな。ワグナーとか、あと、なんだっけ『春の祭典』とかいう、ぼっこんぼっこんしたのとか、ああいう大げさなのですら、仕事のBGMにするのは実は難しい。モーツァルトはその点、すごいな。ありゃロケンロール魂があるな。

結局、飽きもせずRCを聞く事にする。