絵を描いている

レオナルド・ダ・ヴィンチはとにかく気が乗らないと仕事をしないので、大層な遅筆なうえに頼まれた絵のほとんどが未完である。ミラノの教会にある『最後の晩餐』では、たまにぶらぶらとやってきては一筆置いてはまたどっかに行ってしまうという体たらくなのでぜんぜん進まない。痺れを切らした依頼主の修道院長が催促をしたら「ユダのモデルにしてやる」とか恐ろしいことをいって黙らせたという。かの有名な通称『モナリザ』と呼ばれる婦人像をどこに行くにも持ち歩き、気が向くと描き続け、挙句の果てに未完成だった。

さて、レオナルドの足元にも及ばない絵描きなわたくしも依頼主に三年前に頼まれた絵を完成させていない。そういうのが他にも溜まっている。今月末の展覧会でお披露目すべく、とりあえず一番長く放置していた、そんでもって夏に描きかけてやになってたという聖母子像を現在再び描き中という按配である。

やっとここまで進んだ↓
 

そういうわけで脳みそが絵モードに入ったのでこれ以外のことが出来ないぐらい廃人生活なわけですが、昨日より風邪を引いてしまい、熱が出てしまい、ぼ〜っとしてます。どうもいけません。困ったな。マネージャーが欲しい。他のことがなにひとつ出来ない。

目鼻がはっきりしたら、どーもポール・マッカートニー顔になってしまったのであごを削ろうか悩み中。

ちなみに以前の様子↓