本日の飛行機事故-空飛ぶシンドラーDHC-8

やっと島に帰れるというわけで、22日の飛行機で帰るつもり。
あっちは温かいようで20度代とか。嬉しいなぁ。

これから荷造りしていかないとな。

ところで本日こんなニュースが

全日空機が胴体着陸、乗客乗員60人無事…高知空港
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070313p102.htm
◆伊丹発ボンバル機、前輪下りず

13日午前8時50分ごろ、大阪(伊丹)発高知行き全日空1603便(ボンバルディアDHC8―Q400型機、乗客56人、乗員4人)が、高知空港へ着陸しようとしたところ、3本ある車輪のうち前輪が出ないトラブルが起きた。同機は通常の着陸を断念し、上空を約2時間旋回した後、午前10時54分、後輪だけで着地、機体前部を滑走路(2500メートル)にこすりつけて胴体着陸した。乗客・乗員にけが人などはなかった。トラブルの原因は不明。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、現地に事故調査官2人を派遣し調査に着手した。

 トラブルを起こした同型機は、全日空グループが13機、日本航空グループが9機を保有しており、国交省は13日午後、全機の運航を停止し、前輪部分を緊急点検するよう指示する方針

ぼけっとニュース見ていたら見たことある飛行機が。
鹿児島からうちの島に飛んでるのと同じじゃん。この機材、事故が多いらしいよ。

今回は那覇経由で帰るからいいけど。那覇便もこの会社の同じシリーズの飛行機。DHC-8-100という39席しかないちびっこ機材。プロペラ機は大惨事に繋がらないっていうのはよく聞くので今回もお客さんがみんな無事でよかった。那覇便は今回の事故機DHC-8-400より小さいので、胴体に占める羽根の部分が大きく、この事故の時の指示「羽根部分の座席お客様は羽がない前後の座席に移ってください〜」が効かない。どうするんだ?

この機材シリーズは車輪が出ない事故は多いようです。でも毎日飛んでるけど、島のラインでそんな事故は今までなく、当たったら宝くじ以上にすごいとは思う。

鹿児島便はついこないだまでYS-11だった。すこぶる安定した機材で人気も高かったようです。「プロペラの音がB-29みたいなんだよね〜」と感心していたんだけど、「あんたはB-29の音を聞いたことがあるのか?」と突っ込まれたことがある。ないです。でもきっとそんな感じ。寝ると絶対空襲の夢見そうな、それくらい大きな音だったのが、DHCという化粧品みたいな名前の飛行機に変ってから、静かになったはいいけど「飛行機乗ってるよな」的風情がない。

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ところで、ボンバルディアってネーミング気になる。どうもふざけたイメージが先行するんだけどなんでだ?南海ボンバルディアとか、チーム名になりそうだし。


ブログを読んでると機長GJ!ってのが多かったのだけど上記の映像を見たらなるほどなと思った。

昔パリでタマタマ中華料理屋さんで同席した、日航パイロットが「レインボーブリッジの下をジェット機でくぐるぐらいはできるよ」と言っていたので、「嘘こけ。素人だと思ってなめるなよ」と思ったけど、ほんとかもしれないです。