海上保安庁を目撃する

締め切り仕事を終え、ほとんど徹夜状態で今日は海上保安庁に行ってきましたよ。
普通の官庁っぽいのに何かが違う・・・・なんだろうか?と思ったら、職場にほとんど男しかいない。それも体育会系というか、打たれ強そうなおっさん率が高い。そして皆、非常に礼儀正しく、おちゃらけたような無礼な人がいない。紳士である。つまり・・世間では絶滅種に近いピリッとした「漢」率が高いんである。そういう「漢」なお兄さんやおっさんが密度濃くつまっているのが海上保安庁であった。この人たちはサバイバル能力高そうだ。
で、珈琲など出してくださるのですが、女性がほとんどいない(というか目撃したのは一人。)ので、出してくださった方も典型的な「漢」なお兄さんで、ひげなど生やしたガタイのいい身体を縮めて、珈琲を出してくださいましたよ。(しかも「御茶だし」という行為に緊張していらしたのか、心なしか赤面していらした・・・)なんだか済まないような気持ちになって、激しく恐縮してしまいましたよ。
演習の光景のビデオとか見せてくださいましたが、やはり不審船の対応演習とかあるんだね。不審船は当然海保の船を使うのだけど、識別するのに髑髏マークの旗をつけて突っ走っていた・・・。いやぁ。。マジに髑髏マークかい!
ところで最近映画やドラマ化されたらしく、海保の人々は人気が高いのだそうだ。確かに現代日本において絶滅種に近い「漢」な人々が詰まっているのでお勧めかも。
因みに日本の海上保安庁は11の管区があり、小樽から時計回りに日本の本土を回るように数字が振られている。ただし鹿児島と、沖縄は比較的新しい管区だそうで、それぞれ奄美の返還、沖縄の返還と共に設立されたそうです。第10管区、第11管区。となるそうで我が島は第10管区の最南端に相当するんだそうですよ。横浜にある海上保安庁の担当範囲はかなり広く、沖ノ鳥島、マーカス島までが守備範囲だそうです。結構広い。
ここだけの怖い話ネタを聞きたい気もしたけど、偉いおじさんが沢山いたので聞けなかったのが返す返すも残念だ・・・。