台風に最適化された島家に綿矢りささんが来た。

先日絵が見たいとおっしゃっていた綿矢さんが家に遊びに来た。永平寺のゴマドウフをお土産に持って来られる辺りが京都人である。
胡麻豆腐!!!!!キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!というくらいわたくし的には重要である。京都人は胡麻豆腐好き多いと思うけど、どうなんだろうか?生麩と胡麻ね。それに加えてハモ。ハモはうちの母の好物である。わたくし的にはそれはどうでもいい。あと、小鮎の山椒焚きがあれば夏は乗り切れる。あと鯖寿司も。。。。。うーむ。島にいると食えないものが色々あって悲しいな。小鮎を持って婆ちゃんトコに行ってあげたいぞ。

綿矢さんは作家さんちにはいったことあるけど、絵描きの家ははじめてだとモノ珍しそうに眺めていたが、作家さんちは全然違うんだろうか?我が家は飯場みたいなもんなんで、作家さんちはもっときちんとしてると思う。あと他の絵描きさんちはもっとちゃんとしてると思う。

綿矢さんは島にはすでに三回目で、同じく島にはまったリピーターな、カルタゴのモザイク画のような顔をしたローマ人の友人と一緒に来た。我が島はどうも欧州人に好まれるようで、隣にも長期滞在中のフランス人がいる。彼とも友人だそうで、しかもうちの隣の浜にしょっちゅう来ていたとの事。近所をウロウロしてたんだよーとおっしゃっていた。うーむ、糞暑いんで引き篭もっていたので出会わなかったようだ。


ローマ人曰く、島の陽光はローマに似ていて懐かしいそうだ。陽光が違うと綺麗に見える色が違うんだよね。北フランス(パリ辺り)は日本に近いかもしれない。フランス人の好む色と日本人の好む色には共通点がある。

綿矢さんはなんだかほやーんとした、自分の時間をきちんともっている人という感じな人だった。うちの島に合っていそうな体質な人というか。で、島に住むとといいよといったら、はまり過ぎて仕事しなくなってしまいそうで怖いといっていた。まぁ3ヶ月目に仕事してない自分に対し不安になって、ちゃんと仕事をはじめるよと言ったが、三ヶ月経っても怠けたい気持ちが強い&怠ける事は黙っておいた。わたくしが怠け方向に特異体質なだけだと思うし。

いい作品を書いて欲しいと思う。