というよりこれから買う本

1968〈上〉若者たちの叛乱とその背景

1968〈上〉若者たちの叛乱とその背景

ネトしていてたまたま見付けた。忘れるといけないから備忘。

わたくしはどうもこの学生運動というのが嫌いである。
幼い頃、テレビを賑わしていたこのような暴力学生ゴリアールどもが赦せんかったのは畢竟、浅間山荘とよど号事件、三菱重工爆破事件の映像の衝撃性ゆえと、もしくは市街戦争ごっごを仕掛けるこいつらが赦せなかったからだろう。渋谷の街で自衛隊に火炎瓶を投げ、車に火をつけていたのを覚えている。内部抗争で仲間を殺し、民間人を人質に取り、日常に恐怖を持ち込む馬鹿共という印象でしかない。

ガキにイデオロギーなどわかるわけもないので、まぁそういうわけで印象はすごく悪かった。

更に小学校、高学年時の担任が日教組で、左翼イメージは更に悪くなった。問題が起きるとガキを立たせて総括求める手法は、家畜扱いになにものでもないとかなり印象悪かった。
好戦的で暴力的、非人道的。
お陰で大変な左翼嫌いになった。

まぁ、子供ゆえに、そういう断片しか知らなかったからだったのだが。

今、あらためてそれが何故起きたのか知っておくのはいいと思うんでこの書はかなり興味深い。

著者は私と同年齢。全く同じようなガキの視点で彼らを見ていたと思う。受け止め方に差違はあったかもしれないが、幼い頃に見ていたモノが同じだったという点で入り易いのではないかと感じる。
上下巻なようだ。下巻は7月末に出るようだ。
下巻が出たら買おうと思うので備忘。